食中毒菌検出用LAMPプライマーセット for GENEMAL

食中毒菌検出用LAMPプライマーセット for GENEMAL
等温遺伝子増幅反応
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
Salmonella LAMP Primer Set for GENEMAL 316-09491 100反応用 41,000円 サルモネラ属菌検出用 LAMPプライマーセット 
 
Campylobacter LAMP Primer Set for GENEMAL 319-09501 100反応用 53,000円 Campylobacter jejuni および Campylobacter coli 検出用 LAMPプライマーセット
EHEC LAMP Primer Set for GENEMAL 316-09511 100反応用 55,000円 腸管出血性大腸菌のベロ毒素産生遺伝子 VT1 および VT2 検出用 LAMPプライマーセット
関連製品 GENEMAL LAMP FL Mix
313-09521 200反応用 37,000円 LAMP法用マスターミックス試薬

製造元(株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明


GENEMALパンフレット(PDF)

野生鳥獣の食肉処理施設あるいは二次加工を行う施設において、食中毒菌の検出は非常に重要です。
代表的な食中毒菌として、サルモネラ属菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などが挙げられます。

LAMPプライマーセットfor GENEMALは、LAMP法を用いて食中毒菌を検出するためのプライマーセットです。 LAMP 法用核酸増幅試薬「GENEMAL LAMP FL Mix」(Code No. 313-09521)と組み合わせて使用すると、増幅したDNAを蛍光検出装置によって検出することができます。

LAMP法用蛍光検出装置「GENEMAL」(Code No. 319-09481)、またはリアルタイムPCR装置が使用できます。なお、濁度測定装置では検出できません。

特長

わずか数十分で遺伝子検出可能

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製品内容

 

各食中毒菌 LAMP Primer Set for GENEMAL (100反応用)
構成品 容量 保存 備考
10 × LAMP Primer Mix
250 μl x 1 -20°C  
Positive Control DNA 100 μl x 1 -20°C  

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使用例

LAMP法用蛍光検出装置GENEMALを使用する場合の操作手順

  1. 対象ごとに適した方法を用いて鋳型核酸を調製します。なお、本品は、精製された核酸をTemplateに用いることを推奨します。
    重要 試験環境の汚染を避けるため鋳型核酸の調製は本品を使用する区域とは区別して行ってください。
  2. LAMP法用核酸増幅試薬「GENEMAL LAMP FL Mix」を用いて、25 µl反応系で反応液を調製します。

    Templateとして、 まず、陰性コントロール(2.5 µlのd.d.WaterやTE等)を添加して、 次に、鋳型核酸を添加し、
    最後に、陽性コントロール(2.5 µlのPositive Control DNA)を添加してキャップを閉じます。
  3. LAMP法用蛍光検出装置GENEMALに測定条件(65℃、40分)を入力し、確定します。
  4. 装置に反応チューブをセットし、測定を開始します。
  5. 装置画面上に測定結果が表示されます。
    運転中および運転停止後のしばらくは上蓋をあけず、温度が下がってから反応チューブを取り出します。
    重要 増幅産物による汚染を防ぐため、反応後のチューブのキャップは開けず、ジップ袋等に密閉した上で廃棄してください。
    蒸気により増幅産物が拡散するおそれがあるため、廃棄の際はオートクレーブを行わないでください。
    特に反応チューブを装置から取り出すときにチューブのキャップが開かないよう注意してください。

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実験例: コロニーからの食中毒菌の検出

食中毒菌コロニーから下記方法で調製した試料をテンプレートに、装置GENEMALと専用増幅試薬「GENEMAL LAMP FL Mix」を用いてLAMP法による増幅およびサルモネラ属菌と腸管出血性大腸菌(EHEC)の検出を行った。食中毒菌検出用プライマーには、ポジティブコントロールDNAが付属した「LAMP Primer Set」 を使用した。

  1. テンプレートの調製(前処理)
    白金耳でかき取った食中毒菌のコロニーを200 µl のTE(pH8.0)を添加した1.5 mLマイクロチューブ内で懸濁し、熱処理(95℃,10分間*1)後、12,000×gで1分間遠心して得られた上清をテンプレートとした。
    *1 装置GENEMALはこの熱処理の工程に対応していません。
  2. 反応液の調製
  3. GENEMALによる測定(LAMP反応 65℃、40分間)

結果

GENEMALシリーズの装置および試薬を用いることで、各コロニーがSalmonellaまたはEHECであることを確認できた。


本実験データは、岩手大学 農学部 共同獣医学科 獣医公衆衛生学研究室 山﨑 朗子 先生よりご提供頂きました。

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

リーフレット

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関連情報

備考

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問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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