品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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LAMP法用測定装置 LF-8 Plus | NE4041 | 1台 | 650,000円 |
製造元 (株)ニッポンジーン
販売サイト e Genome Order
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
LAMP法用測定装置 LF-8 Plus
LAMP法用測定装置 LF-8 Plus は、LAMP-FLP法を用いた遺伝子多型解析装置として開発されました。このため、濁度と蛍光の2種類の測定器を搭載し、1回の測定で両方のデータ取得を行うことができます。
付属のPCソフトウェア「LF-8 Manager」では、LAMP-FLP法による濁度測定と遺伝子多型解析を行うことができます。また、PCソフトウェア「LF-8 Analyzer」では、蛍光物質 (二本鎖DNA 結合性蛍光分子、インターカレーターなど) による遺伝子増幅データの解析や会合曲線解析を行うことができ、両ソフトウェアを用いる事で、遺伝子多型解析だけでなく、様々なLAMP法による測定を行うことができます。
プログラム次第で、今までになかった新しい実験手法を見つけることが可能になります。操作は非常にシンプルで、STARTボタンを押すだけで予めプログラムされた通りに遺伝子増幅および測定を行います。
“プレヒート機能の追加” & “冷却システムの改良”
非常にシンプルな操作START ボタンを押すだけで予めプログラムされた通りに反応と解析を行います。
わずか数十分の解析時間酵素法による毛根からのDNA抽出(10分)→LAMP法による遺伝子増幅(30分)→FLP法によるSNPsタイピング(10分)
2種類(濁度・蛍光)の測定器を搭載遺伝子増幅を濁度測定で確認し、蛍光プローブを用いた会合曲線解析によって遺伝子多型の検出を行うことができます。
遺伝子多型解析が可能
遺伝子多型の解析結果は、LED ランプの点灯パターンによってお知らせします。
また、反応に失敗した場合は、ランプが赤色に点灯して反応エラーをお知らせします。
LAMP-FLP法は、LAMP(Loop-mediated Isothermal Amplification)法による遺伝子増幅と、蛍光共鳴エネルギー移動現象(Fluorescence Resonance Energy Transfer)を利用して、遺伝子多型を簡便に検出することができる方法です。
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構成品 | 容量 | 備考 |
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LF-8 Plus 本体 | 1台 |
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電源アダプタ(電源アダプタ及び電源ケーブル) | 1式 |
|
PCソフトウェア(LF-8 Manager、LF-8 Analyzer) | 1枚 |
CD-Rに内蔵 |
取扱説明書 | 1部 |
※LF-8 Plus 本体とPC を接続するためには、RS232C ケーブルと、お客様のPC環境に合わせてRS232C-USB 変換ケーブル (PC のシリアルポートを使用する場合は不要です) を別途ご準備下さい。詳細につきましては、お問合せ下さい。
※本品は医療機器ではありません。医療行為および臨床診断等の目的では使用できません。研究用の機器としてご利用下さい。
サンプル数 | 8穴 x 1 |
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サンプルの容量 | 25 µl |
外形寸法 | 縦260 mm x 横 170 mm x 高さ 127.5 mm (蓋を開けた時の高さ 177.5 mm) |
重量 | 2.3 kg |
電源 | DC 12 V 30 W |
温度調節 加熱方法 | ロッドヒーターによる間接加熱方式 |
温度調節 冷却方法 | ファンによる空冷方式 |
温度調節範囲 | サンプルホルダ: 60℃ - 100℃ 蓋: サンプルホルダより+5℃ |
温度分解能 | 0.1°C |
温度分布 | 40℃の場合: 1.0℃ 70℃の場合: 1.5℃ 100℃の場合: 2.0℃ |
プレヒート機能 | 60℃ |
濁度検出方式 | LED、フォトセンサを用いた透過式光測定法 |
濁度検出光源 | LED ピーク波長 465 nm |
濁度検出器 | フォトダイオード |
濁度検出サンプリング時間 | 1 秒/ 回-10 秒/ 回 |
蛍光検出方式 | LED、フォトセンサ、フィルタを用いた拡散式蛍光測定法 |
蛍光検出光源 | LED ピーク波長 465 nm |
蛍光検出器 | フォトIC |
蛍光検出フィルタ | ロングパスフィルタ 境界波長 520 ±5 nm (T = 50%) |
蛍光検出サンプリング時間 | 1 秒 - 10秒/ 回 |
表示 | LED |
外部通信機能 | RS-232C |
その他の機能 | カレンダー機能、パラメータ設定、測定データ収集、測定結果収集、他 |
環境温度 | 20℃-30℃ (推奨温度25℃) |
項目 | 必要条件 |
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推奨環境 | Windows 7、Windows 8 、Windows 10 において動作確認をしております。 但し、推奨環境すべての PC について動作を保証するものではありません。 |
ソフト起動に必要なアプリケーション | .NET Framework (Microsoft 社が配布) Windows 7、Windows 8、Windows 10 は 4.5 以上をインストールして下さい。 |
LF-8 Plus 本体の PC 接続に必要なドライバ | RS-232C ケーブル用ドライバ |
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ALDH2 遺伝子領域の遺伝子多型は、アルコール代謝産物であるアセトアルデヒドの代謝との関連が報告されています。
被験者3人(A,B,C)から毛髪を採取し、その毛根部3 本からゲノムDNA を抽出した。
氷上で、鋳型DNA を加えていない反応液を 21 μl 分注した後、DNA 抽出液 4 μl を添加した。
【反応液組成】 | ||
10X Bst Reaction Buffer | 2.5 µl | |
dNTPs Mixture (25 mM each) | 1.4 µl | |
Primer Mix rs671 | 2.5 µl | |
Genotyping Probe rs671 | 2.5 µl | |
Bst DNA Polymerase | 1.0 µl | |
DNA抽出液(毛根ゲノムDNA) | 4.0 µl | |
d.d.H2O | Up to 25.0 µl |
LF-8 Plusに②で調製したチューブをセットし、反応を開始した。
【反応条件】 | ||
増幅 | 68°C、30分間 | |
酵素失活 | 98°C、5分間 | |
会合曲線解析 | 94°C→ 35°C |
PC ソフトウェア“LF-8 Manager”にて、濁度測定用試薬によるDNA 増幅を測定した。
PC ソフトウェア“LF-8 Analyzer”にて、蛍光インターカレーターによる遺伝子増幅データの会合曲線解析を行った。
このとき用いたLAMP プライマーおよび鋳型DNA はそれぞれ異なる配列である。
それぞれの標的領域が異なる温度で再会合している為、ピーク温度に違いが生じている。
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