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製品説明

ニッポンジーンのアガロースは、DNA 断片の分離および回収を目的として特別に精製されたもので、厳しい品質管理により、十分な分離および回収DNA の純度を保証しています。

特長

• DNaseフリー、RNaseフリー
• 高精製度、low EEO

目的別おすすめアガロース

日常的に使いたい 作製可能なゲルの濃度幅が広く、低コスト　→　Agarose S

低分子側のバンドをシャープに分離 粉末が溶けやすく高濃度ゲルを作製可能　→　Agarose 21

高分子側のバンドをシャープに分離 ゲル強度が高く低濃度ゲルを作製可能　→　Agarose H

電気泳動した後に核酸を回収したい 低融点タイプはゲル化温度も低く取り扱いが簡単　→　Agarose XP

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資料 Data Sheet

技術情報

• ニッポンジーン社のアガロースの特長（品質管理、アガロースの濃度と分離範囲、アガロースの用途）
• ゲル電気泳動マーカー色素移動度の目安
• 写真で見るアガロースゲル作製のポイント（PDF）
• 基本プロトコール「遺伝子工学用試薬カタログ，449-450（2013）」(PDF 394KB)

用途と規格

製品名	S、S＜錠＞	HS	H	XP	21	X
タイプ	スタンダード	プロッティングなど	高強度	低融点 低分子量	低分子量	低分子量
分離範囲(kbp)	0.5 - 30	0.5 - 30	1 - 200	0.01 - 20	0.01 - 1.0	0.01 - 1.0
使用濃度範囲	0.5 - 2%	0.5 - 2%	0.2 - 1%	1(0.5) - 4%	2 - 5%	2 - 6%
ゲル強度	≧1,200g/cm2 (1.5%)	≧1,600g/cm2 (1.5%)	≧2,600g/cm2 (1.5%)	≧450g/cm2 (1.5%)	≧800g/cm2 (3%)	≧1,200g/cm2 (4%)
融点	≦90°C (1.5%)	≦93°C (1.5%)	boil (1.5%)	≦65°C (1.5%)	≦85°C (3%)	≦92°C (4%)
ゲル化温度	37～39°C (1.5%)	37～39°C (1.5%)	37～39°C (1.5%)	≦30°C (1.5%)	34～38°C (3%)	31～39°C (4%)

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Q & A

　

アガロースに使用期限はありますか？

アガロースに使用期限を設けておりませんが、2 年を目安にご利用ください。
当社ではアガロースについて、ボトルの開封、未開封に限らず、時間が経つほどゲル強度がやわらかくなることを確認しております。高分子ポリマーの状態で乾燥させたアガロースが、少しずつ空気中の水分による加水分解等で糖のポリマーが短くなってしまうためと考えられます。日光が当たるところ、高温多湿、揮発酸性物質の近く、結露が生じるところを避けて、常温で保存してください。
保管条件に問題がない場合、ご購入いただいてから2年程度であれば違和感なく使用できます。作製したアガロースゲルを使用する際にご不便を感じられるほどゲル強度が低下している場合は、新しいアガロースのご利用をお勧めいたします。

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関連情報

備考

• 本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。

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