マウスFM3A細胞 1×107 cells に ISOGEN 1 ml を加えて抽出を開始した。0.2 mlのクロロホルムを加えて遠心分離するとホモジネートは水相(約0.6 ml)、中間相および有機相の3層に分離する。(水相のみRNA抽出プロトコールで使用) | |
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DNA抽出プロトコールに進み、中間相と有機相(約0.5~0.6ml)に0.3 mlのエタノールを加えて遠心分離すると上清と沈殿に分離する(沈殿はDNA抽出プロトコールで使用)。得られた上清約 0.8 ml を2本のチューブに 0.35 mlずつ分注して、タンパク質抽出プロトコールに進めた。*1 | |
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上清 0.35 ml にイソプロパノール 0.66 ml を加えて、後の操作はプロトコール通り行った。 | |
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各溶解液(1% SDS or 10M Urea/50mM DTT) 200 µl に溶かした後、10 µl を電気泳動に使用した。 |
*1 各プロトコールの詳細は、ISOGEN詳細マニュアル(PDF)をご参照ください。
1% SDS で suspend するだけよりも、50℃で保温したほうが見た目の沈殿量が変わらないものの、抽出されるタンパク質の量は増えた。
1% SDS よりも 10M Urea/50mM DTTを使用したほうが沈殿も良く溶け、抽出されたタンパク質の量も増えた。